導入事例

CASESTUDY 導入事例

熊本大同青果株式会社 様

熊本大同青果株式会社 様


青果市場業界では、お客様の約7~8割がFAXでのやり取りを希望し、月間2万枚以上ものFAXが飛び交うなど、紙での情報受領の商習慣があります。かつて都築電気は、連携していた旧システムの送信遅延や年間複数回のシステム停止、お客様からの「FAXが来ない」といった苦情に悩まされ、請求書送信に午後4時までかかることもありました。
このアナログな課題を解決するため、ネクスウェイの“FNX e-帳票FAXサービス(以下、e-帳票FAXサービス)”を導入。その結果、請求書送信時間の大幅短縮とシステム停止ゼロによる業務効率の大幅改善に成功しました

熊本大同青果株式会社 様

月間約2万枚のFAX業務を革新!ネクスウェイと共にお客様からの「FAXが来ない」を、ほぼゼロにした秘訣

都築電気導入内容
「FNX e-帳票FAXサービス」
株式会社ネクスウェイが提供する発注書・納期回答書・支払通知書などの帳票を自動でFAX送信する、クラウド型帳票FAX送信サービスです。
クラウド型だから、従来のようなFAXサーバの構築や、モデムやFAX回線の保有は必要ありません。
受発注、経理、物流などに欠かせない帳票FAX配信を、クラウド上に存在するシステムと連携することで、システム管理の工数やコストの削減をサポートします。
FNX e-帳票FAXサービスについて:https://b2bform.nexway.co.jp/service/print

User Profile

熊本大同青果株式会社 様
設立1961年3月
行員数397名(2025年4月現在)
事業内容全国の青果物の卸売、卸売市場の運営、冷蔵倉庫業
URLhttps://www.oyasai.ne.jp/

導入効果まとめ

導入前(課題)導入後(効果)
請求書送信時間午後4時頃(旧システム)→午後2時頃(MMS)午前11時には完了
送信状況確認FAX送信状況の確認作業やサーバー確認が必要FAX送信状況の確認作業が不要になり、
MMS上で確認可能
操作性特定のファイル形式や仮想プリンタードライバーが必要PDFファイルを直接送信可能(取り回しが容易)
再送処理手間がかかるアプリケーション機能としてボタン一つで再送可能
コスト月額約7万円の費用削減

青果市場業界に対する都築電気の役割と取り組み

都築電気は、青果市場業界における物流の発展を支援する重要な役割を担っています。
特に、長年にわたり熊本大同青果様と協業し、業界特有の商習慣に対応した革新的なシステムソリューションを提供することで、お客様の業務効率化とDX推進に貢献してきました。
都築電気のソリューションは、青果物流における入荷から最終的な完売までの全履歴と利益を追跡可能にし、現代の市場運営に不可欠なデータ管理と分析を可能にしています。

月間2万枚以上のFAX送信を支える中で都築電気様が感じた業界特有の商習慣と旧システムの限界

青果市場業界では、現在もFAXが重要な連絡手段として広く利用されています。熊本大同青果様によれば、約7~8割がFAXでのやり取りを希望しており、宛先様の方でFAXしか受けられないケースや、紙として物理的に手元にある安心感を求める商習慣が根強いです。
特に、“せり”のようなスピードが求められる取引においては、これまでの手書きから入力、確認というプロセスは膨大な時間を要し、大きな課題でした。
この大量のFAX送信を支える旧システムに、都築電気様は以下の点で限界を感じていました。

  • 処理の遅延と苦情
    複数の回線を利用していましたが、送信が順番待ちとなるため、最初と最後で時差が発生し、「遅い」「来ない」といったお客様からの苦情が寄せられる。
  • 煩雑な操作と管理
    特定のファイル形式(Tiffファイル)や仮想プリンタードライバーを通じた出力が必要で、設定に手間がかかっていました。また、オンプレミスのサーバーではトラブル発生時の対応が難しく、都築電気様はサーバーの確認や再起動などの作業に時間を取られてしまう。
    これらの課題は、日々の業務効率を低下させるだけでなく、お客様へのサービス品質にも影響を及ぼしていました。

15年以上にわたる都築電気と熊本大同青果様の協業と物流DXへの道のり(FAXの課題)

都築電気と熊本大同青果様の関係は、15年以上にわたる深い協業の上に成り立っています。
当初は経営分析システムの導入から始まりましたが、その過程で、BIツール※1に不可欠な元データが基幹システムから来ないという問題が浮上しました。
この課題を解決するため、都築電気は新しいオープンソースの基幹システムの開発を提案。熊本大同青果様がの第1号ユーザーとなり、両社の協業は単なるシステムの提供を超え、お客様の生の声を聞きながら共に課題解決に取り組む協業へと発展していきました。
FAX業務における課題も、この協業の中で顕在化しました。新しい基幹システム導入で請求書送信完了は夜8時から午後2時へと短縮されたものの、都築電気はさらなる速度と安定性を求めていたのです。

帳票FAXサービス導入で実現した安定稼働、効率化、そしてコスト削減

課題解決手段として、ネクスウェイの“e-帳票FAXサービス”を導入したことで、請求書送信時間の大幅短縮とシステム停止ゼロによる業務効率の大幅改善に成功しました。

  1. 請求書送信時間の劇的な短縮とお客様からの信頼回復
    導入後、最も大きな変化は、請求書送信時間の劇的な短縮です。ネクスウェイの“e-帳票FAXサービス”導入により、午前10時には請求書の送信が完了するようになりました。
    熊本大同青果様は、「今では午前10時には請求書送信が完了します。お客様は午前中の早い時間に請求書を受け取れるようになり、FAXが来ない』という苦情はほぼゼロになりました」とその効果を語ります。
  2. システム停止ゼロによる安定稼働の実現
    また、システムの安定性も特筆すべき点です。現場担当者はサーバーを見に行かないといけなかった状況から解放され、業務終了時間が大幅に早まりました。
  3. 操作性と管理の向上で業務を効率化
    “FNX e-帳票FAXサービス”導入による業務効率化はこれだけではありません。
    まず、PDFファイルを直接送信できるようになったこと。加えて、API連携※2によって基幹システム上から送信状況を自動で確認できるようになった点も大きな改善点です。
    エラー時の再送もボタン一つででき、使い勝手は飛躍的に向上したと評価しています。
  4. 年間約100万円のコスト削減を実現
    加えて、コスト面も大きな変化がありました。旧システムは月額約24万円もの費用がかかっていましたが、“e-帳票FAXサービス”導入により、費用は月額17万円程度に抑えられています。

「FNX e-帳票FAXサービス」の強みは障害発生がないサービスの「品質の高さ」と「信頼性」

“e-帳票FAXサービス”を高く評価しているのは、その障害発生がない安定性とサービスの品質の高さにあります。

  • 安定した高速送信
    サービス導入後は大量のFAXも滞りなく送信でき、以前のような時差による苦情はなくなりました。
  • 確実な品質
    以前は画質が落ちるイメージがあったものの、ネクスウェイの改善努力により、現在は「同じ値段でサービスレベルが上がった」と実感を得られています。
  • 高い信頼性
    日常業務においてはFAX送信について何も意識することなく利用できており、安定稼働しています。エラーが発生した場合でも、ステータスで確認できるため、確実な対応が可能です。

卸売市場界隈の仕事のフロー

卸売市場界隈の仕事のフロー

都築電気とネクスウェイの今後の意気込み・あゆみについて

都築電気とネクスウェイは、青果市場業界のさらなるDX推進に向けて、これからも密接に連携していきます。
都築電気は、今後も紙媒体での情報やり取りをデータ化していくことに注力したいと考えています。現状、FAXで届いた紙情報をデータとして打ち直す手間が発生しており、これが人件費という形でコストになっています。一気通貫の仕組みが理想であり、最終的にはペーパーレス化を進めたいという強い意向を持っています。
これに対しネクスウェイは、FAXデータを単なる紙情報として終わらせず、デジタルデータとして生成・活用していくための技術開発を進めています。将来的には、FAXで受信したデータをテキスト化し、画像内容をAIが識別することで、特定の担当者に関わる情報(例:大根の担当者には大根の情報だけをメールで飛ばす)を自動で振り分けるといった機能の実現を目指しています。
これにより、お客様は必要な情報だけを効率的に受け取れるようになり、業務負担が軽減されることが期待されます。
都築電気とネクスウェイは、これまで培ってきた協力関係を基盤に、青果市場業界のアナログな商習慣をデジタルの力で変革し、より効率的で質の高い物流DXを実現するため、これからも共に歩みを進めていきます。