導入事例

CASESTUDY 導入事例

日本土地建物株式会社 様

日本土地建物株式会社 様


総合不動産会社として、都市開発事業、住宅開発事業、不動産ソリューション事業、資産運用事業など幅広い事業を展開している日本土地建物株式会社様は、2019年4月、住宅事業の業容拡大に伴う業務管理プロセスの整理と業務支援システム導入による作業平準化及び生産性の向上を目的として、KitFit不動産分譲管理テンプレートを導入いたしました。
今回はそのプロジェクトの背景や評価、今後の展望を日本土地建物株式会社 住宅企画部 渡邊様、経理部 山下様、情報システム部 吉川様 に詳しく伺いました。

日本土地建物株式会社 様

日本土地建物株式会社 様
(写真左より)経理部 山下課長、情報システム部 甲田次長・吉川課長、住宅企画部 平本部長・渡邊副課長

<都築電気導入内容>
KitFit不動産 分譲管理テンプレート
(対象業務:顧客管理・物件管理・契約管理・入出金管理・事業収支管理・アフター管理)

User Profile

日本土地建物株式会社 様
本社所在地〒100-0013 東京都千代田区霞が関一丁目4-1 日土地ビル
設   立1954年5月12日
資 本 金170億円
従 業 員353名
連結従業員数1,072名
事 業 内 容オフィスビル・商業施設・物流施設等の開発・賃貸・管理マンション・戸建住宅等の開発・販売・賃貸CRE(企業不動産)戦略に係わるコンサルティング不動産の有効活用・投資に係わるコンサルティング不動産鑑定評価、不動産の調査・分析、デューデリジェンス
URLhttps://www.nittochi.co.jp/

日本土地建物株式会社 様について

1954年5月に設立し、今年65周年となる日本土地建物株式会社は、オフィスビルの開発・賃貸といったビル事業を中心に、マンション・戸建ての開発・分譲といった住宅事業、ビル管理、法人仲介など、幅広く事業を展開している総合不動産会社。上質な住空間の提供をテーマに、宅地開発に始まる 住宅事業を長年手掛けてきたが、2016年に住宅のマスターブランド「BAUS」を立ち上げ、お客様のニーズに合った〝多様な住空間“と、いつまでも快適に暮らせる〝洗練された機能“を持つ〝感動が育つ住まい“づくりを進めている。

BAUS

KitFit不動産 分譲管理テンプレート導入の経緯

- システム導入の背景を教えてください。

渡邊 健 様

日本土地建物株式会社
住宅企画部 副課長
渡邊 健 様

当社の分譲事業は、一戸建ての分譲や共同事業を中心としたマンション分譲が中心の事業形態でしたが、2014年に住宅事業をビル事業に次ぐ中核事業の一つとして更なる強化を掲げ、当社単独の分譲マンション事業の拡大を図ってまいりました。それに伴い、取り扱うデータ量やデータ内容も大きく変わり、今までの事業収支管理や入出金管理の仕組みでは、機能が不足することが判明しました。
そこで、課題解決のためシステム導入の検討を開始したのですが、単にシステムを導入するだけでなく、より業務効率化・平準化を図るべく、他のシステムとの連携を実現したいと考えました。

- システムの要件はどのように決められましたか?

まずは、第一に顧客管理の仕組みに重点を置きました。
今までは、お客様のデータは蓄積されていたものの、十分に分析・活用できていないという課題がありました。そのため新しく導入するシステムでは、蓄積されているお客様のデータの分析・活用が容易にできるシステムとすることが重要なポイントでした。
また、事業拡大に伴う業務増加に対応するため、これまで別々に登録、作業していた契約情報と入手金情報を会計システムと連携させることで円滑な入出金処理や業務の平準化及び効率化を実現できるシステムにしたいと考えました。

- これらのシステムを決めるには、どれくらいのプロジェクトになりましたか?

分譲事業に関する業務と会計(入出金)を一括管理できるシステムとするためには、会計システム等との連携を行う必要があったため、関連する部署から担当者を選定してプロジェクトを立ちあげました。
全体で30名程度の大規模なプロジェクトとなり、社内でも注目されるプロジェクトになりました。

プロジェクトが始まってから導入まで

- 選定はどのようにされましたか??

山下 学 様

日本土地建物株式会社
経理部 課長
山下 学 様

システム選定にあたっては、当社の住宅分譲事業においてシステム化が必要な機能の抽出、システム化による業務効率や生産性の向上の実現、また開発スケジュールといった観点でいろいろな企業様のシステムを検討し、『顧客管理 』『入出金管理(会計連携)』『事業収支管理』の3つの機能を満足することを最低条件として、細かい機能の過不足や開発スケジュール、開発メンバー、サポート体制、コスト感などを評価軸に選定を行い、最終的に都築電気様にお願いすることにいたしました。

- なぜ、都築電気でしたか??

都築電気に決めた内容はポイントとしては、3つあります。

ポイント①システム導入に対するスケジュールの明確化
ポイント②要望に対しての提案と質問に対する回答
ポイント③実績(特に会計連携)
吉川 伸一郎 様

日本土地建物株式会社
情報システム部 課長
吉川 伸一郎 様

ご提案の初めの段階から、できること・できないこと、また、できるための条件をはっきりご提案していただき、質問を投げかけると、スピーディーに分かりやすく回答していただける誠実な態度に、好感を持ちました。
また、実際、導入し始めてからも開発と営業のチームワークが非常によく、都築電気様の中でしっかりと情報連携ができているところに一層、信頼感を感じております。
もちろんシステム的にも、カッチリとしたシステムをご提案する企業様もいらっしゃいましたが、都築電気様のKitFitは8割はテンプレートを活用し、残り2割は当社の要望を加えながら、システムを作り上げるというコンセプトを伺い、当社に必要な機能だけを持ったシステムを導入できると思いました。

KitFit不動産を導入する上で、どのような期待がありましたか?

お客様データの管理・活用という点で、集客から来場、登録、契約、引き渡し、アフターまで顧客情報を一連の流れとして効率的に管理できるとともに、分析機能があることから今後の集客・販売活動への活用などに期待を持っておりました。さらに、お客様のデータの一括取り込み機能については、今後、分譲向けの増大するお客様のデータ処理を考えたとき、スピード感もった業務の遂行、生産性向上というテーマが実現できるのではと考えておりました。
また、これまでプロジェクトの途中段階での事業収支を把握することに手間がかかっていましたが、入出金データの蓄積を、事業収支表に反映する機能を採用したため、途中段階で予実管理がしやすくなることに強い期待を抱きました。
システム化により、EXCELの個別管理など、属人化していた業務の平準化も期待していた点です。

導入後のシステムへの評価についてお聞かせください。

まだ、導入して間もないのですが、開発時にお願いした要望事項に真摯に対応し、満足できる機能を提供頂いたと評価しております。システム操作に不慣れだった入出金処理も慣れ始め、スムーズに処理できるようになってきております。
属人的に作業していた部分もシステム化によりデータが一元化されたことで、目に見えないところで業務の省力化ができ始めていると感じています。

今後についてお聞かせください。

システムを導入し使い始めてみると、ユーザビリティを向上させたい部分や業務をより効率的にするための機能追加など、改良の必要性を感じています。今後は、導入いただいたシステムをバージョンアップさせ、より使いやすいシステムにしていきたいと思っております。
また、ゆくゆくは、ビッグデータ、AIなどの活用も考えていく必要があると感じています。顧客データを単純な集計で終わらせることなく、商品企画・販売活動に活用するための様々なノウハウを都築電気様はお持ちしていると伺っているので、新しい情報を提供いただきながら、一緒に考えていただきたいと思っております。

最後に都築電気へ

- 最後に都築電気への評価と期待を教えてください。

日本土地建物株式会社 様

今回のシステム導入においては、本当に細かいところまでサポートいただきありがとうございました。
引き続きお願いしたいという期待を込め、点数でつけるとすれば、99点、残り1点は、今後のサポートのために取っておきたいと思います。
また、都築電気様は、当社のことを非常によくご覧いただいていると思っております。
その点から、もし都築電気様の視点から、当社に活用できるソリューションがあれば、ぜひご提案いただきたいと思っております。 今後も常に寄り添っていただき、さまざまな点でサポートしていただきたいと思っています。

日本土地建物株式会社の皆様

左側後方より:
都築電気)告野、
日本土地建物株式会社)経理部 山下課長、情報システム部 甲田次長・吉川課長、住宅企画部 平本部長・渡邊副課長
左側前方より:
都築電気)堀田、岩田、佐藤、岡崎、多田、野崎

日本土地建物株式会社 様
本⽇はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

インタビュー︓2019年5月現在