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デジタコの価格相場とは?費用を抑える方法や導入ポイントを徹底解説

作成日:2026年3月5日

デジタコを導入したいものの、「費用はどれくらいかかるのか」「高額にならないか」と不安を感じていませんか。デジタコの価格は、機能や契約形態によって大きく異なります。本記事では、デジタコの価格相場をわかりやすく整理し、コストを抑えて導入するためのポイントを解説します。これからデジタコを導入しようと検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

TCloud for SCMデジタコオプション紹介ページ


デジタコの価格相場はいくら?

初期費用(本体価格・取付工賃)の相場

運用費用(月額料金・通信費)の相場

デジタコ導入にかかる費用の内訳

デジタコ本体の購入費用

専門業者による取り付け工賃

クラウド利用料などの月額コスト

SDカードなどの周辺機器・消耗品費

デジタコの導入費用を安く抑える3つの方法

補助金・助成金を活用する

クラウド型を選んでサーバー費用を削減する

自社の用途に合った必要最低限の機能を選ぶ

失敗しないデジタコ選びのポイント

操作性が良くドライバーの負担にならないか

既存のシステム(配車管理など)と連携できるか

導入後のサポート体制は充実しているか

デジタコの義務化の概要と現状

物流業界における義務化内容

デジタコの普及率と未導入の実態

義務化が進められた背景と目的

違反時の罰金や行政処分の内容

まとめ

デジタコの価格相場はいくら?

デジタコは、機種によって10万円前後から30万円以上まで幅があり、データ管理方式や搭載機能によって費用が大きく変動します。まずは、初期費用と運用費用の両面から、デジタコの価格相場を詳しく解説していきます。

 

初期費用(本体価格・取付工賃)の相場

デジタコの初期費用は、本体価格と取付工賃を合わせて考える必要があります。本体価格はシンプルなカード型で5万円前後から、高機能な通信型では20万円以上になることも珍しくありません。

 

さらに、車両の種類や配線の複雑さによって工賃は変動するため、事前の見積もりが重要です。ドライブレコーダー一体型やGPS機能付きなど高機能モデルを選ぶ場合、初期費用は30万円を超える場合もあります。

 

運用費用(月額料金・通信費)の相場

デジタコの取り付けには専門的な知識と技術が必要なため、通常は業者に依頼します。クラウド型のデジタコの場合、運用費用の月額の相場は1台あたり2,000円〜5,000円程度です。

 

この費用には、データの通信料やシステムの利用料、サーバーの保守費用などが含まれますが、車両の種類や配線の複雑さによって変動するケースも少なくありません。

 

また、取り付け作業には配線接続、動作確認、初期設定などが含まれており、作業時間は数時間程度が一般的です。

 

デジタコ導入にかかる費用の内訳

デジタコの導入には、初期費用とランニングコストの双方が発生します。ここでは、デジタコ導入にかかる具体的な費用の内訳を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

デジタコ本体の購入費用

デジタコ本体の価格は、1台あたり約10万〜30万円が一般的な相場です。SDカードに記録する「カード型」は安価な傾向にあり、リアルタイムでデータ送信を行う「通信型」やドライブレコーダー一体型などは高価になる傾向があります。多機能なモデルほど初期投資は膨らみますが、運行管理の効率化に直結するため、自社のニーズに合わせた機種選定が欠かせません。

 

専門業者による取り付け工賃

車載器を車両へ設置するための工賃として、1台につき約2万〜5万円程度の費用が必要です。デジタコは車両の配線やセンサーと接続する必要がある精密機器のため、専門のエンジニアによる施工が推奨されています。取り付け作業を依頼する業者や、一度に導入する車両台数によって単価が変動する場合もあるため、事前に見積もりを取りましょう。

 

クラウド利用料などの月額コスト

通信型のデジタコを導入する場合、1台あたり月額2,000円〜5,000円程度の運用費用が発生します。この費用には、データの通信料やクラウドサーバーの利用料、管理ソフトの保守費用などが含まれるのが一般的です。

 

カード型であれば月額費用を抑えられますが、通信型はリアルタイムでの動態管理が可能になるため、コストと利便性のバランスを考慮して選択しましょう。

 

SDカードなどの周辺機器・消耗品費

運用を開始するにあたり、データを記録するためのSDカードや専用のカードリーダーといった周辺機器の購入費用がかかります。SDカードは書き換え回数に上限があるため、定期的な買い替えが必要な消耗品として予算に組み込んでおかなければなりません。

 

また、事務所側でデータを解析するためのパソコンや専用ソフトのライセンス料が、別途必要になるケースも念頭に置いておきましょう。

 

デジタコの導入費用を安く抑える3つの方法

デジタコの導入は、法規制への対応や業務効率化に不可欠ですが、車両台数が多いほどコスト負担は重くのしかかります。続いては、デジタコの導入コストを賢く抑えるための3つの方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

補助金・助成金を活用する

デジタコ導入には国や地方自治体が提供する補助金制度が活用可能です。国土交通省の「被害者保護増進等事業」では、デジタコ本体費用の3分の1(上限2万円)が補助されます。また、経済産業省の「トラック輸送省エネ化推進事業」では、GPS機能付きデジタコが対象となり、定額または費用の2分の1が補助される場合もあります。

 

※参考:令和7年度 運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー転換推進事業費補助金

 

クラウド型を選んでサーバー費用を削減する

クラウド型デジタコは、自社でサーバーを構築・運用する必要がないため、初期投資を抑えられるメリットがあります。従来型のシステムでは自社サーバーの購入や保守管理に高額な費用がかかりましたが、クラウド型なら月額料金を支払うだけでデータ管理システムを利用できます。

 

サーバーのメンテナンスやアップデートも提供事業者が行うため、専門スタッフを配置する必要もありません。

 

自社の用途に合った必要最低限の機能を選ぶ

デジタコには多彩な機能が搭載されたモデルがありますが、すべての機能が自社に必要とは限りません。運行記録の基本機能だけで十分な場合、シンプルなモデルを選ぶことで大幅にコストを削減できます。

 

たとえば、近距離配送が中心の事業者であれば、GPS機能や詳細なルート分析機能は不要かもしれません。逆に長距離輸送を行う事業者なら、リアルタイム位置情報や労働時間管理機能が必須となるでしょう。

 

失敗しないデジタコ選びのポイント

デジタコは一度導入すると長期間使用するため、慎重な選定が求められます。操作性や既存システムとの連携、導入後のサポート体制など、確認すべきポイントは多岐にわたります。ここでは、失敗しないデジタコ選びの重要なチェックポイントを解説します。

 

操作性が良くドライバーの負担にならないか

デジタコの操作性は導入成功の鍵を握る重要な要素となります。ドライバーが毎日使用する機器であるため、直感的に操作できるシンプルな画面設計が求められます。ボタン数が少なく、タッチパネル式で操作しやすいモデルを選ぶことで、高齢ドライバーでも戸惑うことなく使用できるでしょう。

 

また、運行中に必要な操作が片手で簡単にできるか、画面の文字サイズは見やすいかなども重要なチェックポイントです。

 

既存のシステム(配車システムなど)と連携できるか

既存の配車システムや労務管理システムとの連携可能性も、事前に確認しましょう。デジタコ単体で使用するよりも、既存システムとデータを連携させれば業務効率が飛躍的に向上するからです。

 

たとえば、運行データを自動的に管理システムへ取り込めれば、二重入力の手間が省けて入力ミスも防げるでしょう。API連携の有無やデータ形式の互換性、複数拠点での一元管理ができるかも確認しておくと安心です。

 

導入後のサポート体制は充実しているか

デジタコは導入後の運用が重要であり、充実したサポート体制があるかどうかが選定の決め手となります。機器の故障時に迅速に対応してもらえるか、代替機の貸し出しサービスはあるか、操作方法の問い合わせに電話やメールで対応してもらえるかなど、サポート内容を詳しく確認しましょう。

 

無料サポート期間はどれくらいあるのか、有償サポートの料金体系はどうなっているかも重要なポイントです。

 

デジタコの義務化の概要と現状

デジタコの装着義務化は、運送事業の安全性向上を目的として段階的に進められてきました。事業者にとっては対象車両や罰則規定など、義務化に関する正しい理解が欠かせません。

 

物流業界における義務化内容

2015年4月より、車両総重量7トン以上または最大積載量4トン以上の事業用トラックにデジタコまたはアナログタコグラフの装着が義務付けられています。さらに2017年7月からは新規登録車だけでなく、既存車両にも装着義務が拡大されました。一部のバスやタクシーについても装着義務があり、運行記録を1年間保存することが法律で定められています。

 

※参考:運行記録計(タコグラフ)の装着義務付け対象拡大について | 全日本トラック協会 | Japan Trucking Association

 

デジタコの普及率と未導入の実態

最大積載量4トン以上のトラックにおけるデジタコの普及率は約80%に達していますが、4トン未満の小型トラックでは50~70%程度にとどまっています。未導入の理由として、アナログタコグラフで十分と考える事業者が多いことや、導入費用の負担があげられています。

 

小規模事業者ほど導入が進んでいない傾向があり、費用対効果への懸念や操作の複雑さを理由に導入を見送るケースも少なくありません。

 

※参考:デジタコに係るアンケート結果について|国土交通省

 

義務化が進められた背景と目的

デジタコ義務化の最大の目的は、交通事故の減少と安全運転の推進にあります。長時間労働による過労運転が事故の一因となっていることから、運行時間を正確に記録・管理することで労働環境の改善を図る狙いがあります。また、速度超過や急ブレーキといった危険運転の客観的なデータを取得することで、効果的な安全指導が可能になります。

 

さらに、運送事業者による労働基準法違反を防止し、ドライバーの健康と安全を守ることも重要な目的です。

 

違反時の罰金や行政処分の内容

デジタコ未装着で運行した場合、記録義務違反として30日間の車両使用停止処分が科されます。装着していても故障したまま使用していたり、SDカードが挿入されていない状態で運行すると、運行記録計不備の違反となり、大型車で6,000円、普通車で4,000円の反則金が科される可能性があります。

 

また、運行記録の保存期間は1年間と定められており、この義務を怠った場合も行政処分の対象となります。

 

※参考:反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁

 

まとめ

デジタコの導入には初期費用や月額費用がかかりますが、補助金制度を活用することで負担を大幅に軽減できます。選定の際は、操作性の良さ、既存システムとの連携性、サポート体制の充実度を必ず確認しましょう。デジタコ導入を検討されている人には、サプライチェーンのDXを支援する物流可視化ソリューション「TCloud for SCM」がおすすめです。

 

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